2016.12.22
村上海賊の娘
今年はよく平積みされていましたね、
「村上海賊の娘」本屋さん大賞受賞作です。
村上海賊は室町から戦国時代にかけて瀬戸内海では敵無しと言われてきた海の一族。
女は海賊仕事は出来ないとの掟の中、その棟梁の娘が戦乱に巻き込まれながら活躍する戦国時代活劇です。
戦いを通して価値観や考え方が変化して行く主人公や、男逹の海賊魂、実際あったであろう戦国時代の海戦の描写等が見所です。
劇画タッチで、スピード感があり、歴史物に不馴れな方にも読み易いと思います。
逆にコッテリ歴史の世界に浸りたい方には若干マンガチックな表現が軽すぎるかなとも思いますが・・・
楽しく読書をしたい方、ラストシーンはハリウッド映画見たいですよ!
是非読んで見てください。